SNSをやめた後に日常が物足りないときの対処方法
スマホでSNSばっかりになってしまってSNSをやめると決めたあなたは偉いです。
でもアプリを消したり、アカウントを消してSNSから離れた後に刺激の少なさから日常が物足りなくなりがちですよね。対処方法をまとめておきます。
SNSをやめたときに起こりがちなこと
- 時間をつぶせない
- 刺激が足りない
- ニュースを追いかけてしまう(特に芸能人や事件のニュース)
- リアルタイム検索でトレンドやコメントを追ってしまう
- 日中に眠気が多くなってしまう
なぜ刺激を求めるのか
人間は変化を求めがちで、退屈が苦手、承認欲求があるからです。
変化を欲する:人間の脳は「新しい情報」「変化」「予測できない出来事」に反応しやすく、それらを報酬(ドーパミン)だと感じます。SNSは通知やいいねの刺激、新しい情報があって断続的に得られて、依存性を高めやすいです。
退屈が苦手:人間は退屈に慣れていません。SNSや娯楽に触れすぎると脳の刺激の基準値が上がってしまい、普通の日常が物足りなくて退屈に感じるようになります。
承認欲求:人間は社会的動物で他者とつながりたい、認められたいという本能があります。SNSはその欲求を効率よく満たせるツールです。
やめたときに物足りないことの正体
SNSをやめたあと、脳が刺激慣れしてしまった状態からデトックス中だからです。ちょうど禁煙やカフェイン断ちのようなものです。
SNSやネットとは違う行動から刺激や変化を受け取れるようにすると落ち着いていきます。
日常が物足りないときに出来ること
SNSでなくても変化、刺激を感じられるものを挙げてみます。全てを一度にやる必要はありません。
季節や社会を感じる
- 散歩する
- 公園、モールやスーパーで周囲の日常に触れる
- 近くのお店に入って眺めてみる
- 美味しいものを食べる
作品に触れる
- お気に入りの映画、ドラマ、アニメを見たり、音楽を聴く
- 本屋や図書館で読んでなかったジャンルの本に触れる
- 積読になっている本を読んでみる
- 新しい本、映画や音楽などに触れる
直に見る
- 劇場に出かけ、映画、ライブやお笑いを観る
- スポーツを観る
- 博物館、美術館で観て感じる
- 推し活動をする
趣味をする
- やれてなかった趣味を再びやってみる
自己表現をする
- 思ったことを紙のノートに書いてみる
- コメント欄を無効にしたブログで思ったことを書いてみる
家のことをする
- 皿洗いをする
- 料理してみる
- 掃除してみる
- 整理整頓してみる
人間は刺激を求める生き物ですが、その刺激がSNSのような即時・過剰なものに偏ると、普通の生活が退屈に感じてしまいます。
少しずつ日常からの変化を感じ取れる感覚を取り戻すことが、健やかさの鍵になりますね。